皆さんこんにちは!
注文住宅は間取りや仕様を自由に選べるのが魅力の反面、どれを選んだらいいのか悩んでしまいますよね。
そんな家づくりの悩みポイントの一つに窓選びがあります。
今日はニーズホームの注文住宅でよく採用されている窓の種類について紹介します。
それぞれの特徴をよく理解し、皆さんの窓選びに役立てくださいね。
1:引違い窓
まずご紹介するのは、引違い窓です。
日本では最もポピュラーな形状の窓です。実は海外ではこの引違い窓はあまり使われおらず、日本特有の窓と言われています。
引違い窓は既製品でのサイズバリエーションが広く、安価なのが特長です。
また、窓が2面あることで採光量を確保しやすい事や、レールを滑らすだけの開閉方式のため開け閉めがしやす点も魅力です。
しかし、開け閉めしやすい反面、気密性や段熱性が劣ってしまうのが欠点です。
また外観的にも必ず窓の中心に縦のラインが入ってしまい、好みが分かれるところです。
2:FIX窓
続いてご紹介するのはFIX窓です。
FIX窓は羽目殺し(はめごろし)窓とも呼ばれ、開閉のできない窓になります。
階段や吹き抜けの上部等、開閉はしないが採光は得たい場所などに設けられます。
FIX窓は開閉の部品がないので、スッキリとした見た目になるのが魅力です。
スッキリとシンプルとしたい場所は、ピクチャーウィンドウとしたい場合には、このFIX窓が適していると言えます。
また、縦長・横長・丸形・台形等、サイズや形のデザインも豊富で、開閉部がないことで価格も抑えられるのも魅力です。
ただし、開閉できないことで物の搬入は換気、窓の外側の掃除がしづらい点等は注意が必要です。
3:すべり出し窓
次はすべり出し窓です。
窓が外側へ滑り出すように開閉するので、すべり出し窓と呼ばれます。
この外側に開いた窓がウィンドキャッチとして風を室内に誘導するため、効率的に換気を行うことができます。
また、引違い窓と比べてスタイリッシュなデザインになるため、昨今人気の窓です。
すべり出し窓には、縦すべり出し窓と横すべり出し窓の2種類があります。
外観デザインや設置場所によって使い分けます。
デメリットとしては価格が引違い窓よりも高くなってしまうこうとです。
また、窓が外に飛び出すように開閉するため、開閉スペースの確保が必要です。
4:上げ下げ窓
最後にご紹介するのは、上げ下げ窓です。
見た目は引違い窓を横に倒したようなデザインになっています。
よく採用されているのは上側の窓を固定窓にし、下側の窓を上下に動かし開閉する片上げ下げタイプです。
上げ下げ窓にすることで、洋風でやわらかいデザインになります。
また、引違い窓と比べて、戸車がないことで気密性が高いと言われています。
デメリットとしては、外側の窓の清掃が難しいことにあるでしょう。
また、他の窓に比べて開閉に力が必要なケースもあります。
可能であれば、モデルハウス等で開閉感覚を体験しておきましょう。
以上、今回は窓に関するお話しでした!
皆さんの家づくりの参考になれば幸いです。
龍場