皆さんこんにちは!
ニーズホームの龍場です。
注文住宅のランニングコストの一つに火災保険があります。
住宅ローンを組む際、どこの銀行に借りる場合であっても基本的には火災保険に加入しなければ
融資を受けることができません。
また、地震大国の日本では火災保険とセットで地震保険にも入っている方がほとんどかと思います。
そんな火災保険と地震保険の契約期間があり、5年に一度契約を更新する必要があります。
つまり、5年に一度15万~20万円程度の火災保険料を支払わなければならないのです。
そこで今日は、これから新築を建てる方に向けて、
火災保険が安くなる家の仕様についてご紹介します!
①省令準耐火仕様
省令準耐火仕様とは、住宅金融支援機構によって定められた基準を満たした建物の構造を指します。
耐火に優れた構造とすることで、火災保険の金額を1/2程度と大きく抑えることができます。
仕様変更にイニシャルコストがかかってしまいますが、長く住み続けることを考えると、この省令準耐火仕様にしておいた方がお得になるケースが多いです。
ただし、デメリットとして梁見せの内装仕上げができない等の内装制限があります。
事前に自分たちのやりたい仕様に問題がないかを確認しておきましょう。
②耐震等級
こちらは火災保険とセットの地震保険が安くなる仕様です。
耐震等級には1~3までの等級があり、数値が大きくなるほど高い耐震性を有していることになります。
地震保険は耐震等級の値に応じて10%、30%、50%と割引率が高くなります。
ただし、地震保険は火災保険の1/2の金額までしか掛けることができず、
耐震等級の申請にも金額がかかってしまう事から、必ずしもお得になるとは言い切れないのが現状です。
安くする為に耐震等級3の仕様にするのではなく、
安心して暮らす為に耐震等級の高い家を建てた際、おまけで地震保険が安くなるぐらいの認識が良いかと思います。
以上、今日は火災保険が安くなる家の仕様についてのお話しでした!
火災保険・地震保険の金額は事前にシュミレーションを作成することが可能ですので、気軽にご依頼ください!
皆さんの家づくりの参考になれば幸いです♪
龍場