こんにちは。
今週も引き続き基礎工事についてのお話です。
今日は「配筋~底盤打設」について解説します。
まずは配筋について詳しく解説していきます。
配筋とは、コンクリートに鉄筋を埋め込む工程のことです。
鉄筋はコンクリートの引っ張り強度を高め、割れやひび割れを防ぐ役割を果たします。
基礎工事における配筋は、鉄筋の種類、サイズ、配置などを設計図に基づいて行われます。
また、鉄筋はコンクリートとの密着性が非常に重要です。 鉄筋の表面は錆びやすいため、塗装やコーティングが施されることがあります。
これにより、鉄筋の劣化を防ぎ、基礎工事の耐久性が高まりますます。
さらに、配筋の際には鉄筋の確保や結束方法にも注意が必要です。
正確な配置が行われないと、基礎の強度が十分に確保されず、建物全体の安定確保が可能性があります。
ニーズホームでは、この配筋の後に第三者機関に施工に問題がないかをチェックしてもらっています。
重要な点を自社チェックだけでなく、第三者の専門家の目で確認して頂くことで、お客様に安心して家づくりを任せて頂けるようにしています。
配筋が完了したら、「底盤」と呼ばれる基礎の底の面にコンクリートを打設します。
打設後は、コンクリートがしっかり固まるまで養生期間というもの設けます。
この養生期間は、季節によっても変動します。
また、夏は渇きが早くクラック(ひび割れ)ができやすいので、渇き過ぎないように配慮する必要があります。
打設後はクラックがないかを確認し、必要があれば補修を行います。
以上、今回は配筋~底盤打設までのお話しでした。
皆さんのお家づくりのお役に立てれば幸いです。
龍場