皆さん、こんにちは!
突然ですが皆様、エネファーム・エコジョーズ・エコウィル・エコキュートの違いってご存知ですか?
どれも似たような名前でなんとなく環境に良さそうだけど、イマイチ違いがわからないって方はほとんどではないでしょうか?
今日はそんな省エネ設備の違いを簡単に解説したいと思います!
エネファーム
エネファームは、都市ガス・LP ガスを燃料に、自宅で発電できるシステムです。
発電の時に出る熱を無駄なく利用し、電気と同時にお湯もつくります。
エネファームの正式名称は「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」と言います。
「エネファーム」は、「エネルギー」をつくる「ファーム=農場」という意味でつくられた造語です。
電池と呼ばれるだけあって災害時には非常に心強いでしょう。
デメリットはイニシャルコストが高い点と音問題です。
エネファームは大きな音ではありませんが、低周波の音波を発生します。
人によってはその音波で体調を崩してしまう場合があるようです。
エコジョーズ
エコジョーズは、少ないガス消費量で効率よくお湯をつくる、高効率で家計や環境に優しいガス給湯器です。
また、瞬間湯沸かし式のエコジョーズならお湯切れの心配がなくかったり、
出てくるお湯は一度沸かしているので、そのまま飲むことが出来るのが魅力です。
デメリットは専用のドレン排管が必要になる為、設置場所が限られる点と本体機器が高い点です。
エコウィル
エコウィルは、「家庭用コージェネレーションシステム」の愛称で、
ガスを燃料にガスエンジンを回し、その際生まれる熱エネルギーを利用してお湯を沸かすシステムです。
エネファームと似ていますが、燃料電池とガスエンジンという違いがあります。
発電量や省エネ効果はエネファームの方が高いですが、イニシャルコストを大きく抑えられる点が魅力です。
2017年までガス会社などで販売されていましたが、現在は販売を終了しています。
エコキュート
上記の3つはガスを燃料にしていましたが、エコキュートはガスを必要としない給湯器です。
エコキュートはヒーターで加熱をするのではなく、大気の熱をヒートポンプで圧縮してお湯を作ります。
これによって使用電力を大きく抑えることが出来ます。
また、電気使用量の少ない夜間に沸かすことが出来ますので、毎月の光熱費を大きく抑えられるのが魅力です。
デメリットはお湯切れを起こす可能性がある点でしょう。
エコキュートはお湯を沸かすの時間がかかるので、一度タンクのお湯を使い切ってしまうと
しばらくお湯が使えなくなってしまいます。
家族が多かったり、来客が多かったりなど、心配な人は予めタンクの大きなエコキュートを導入しましょう。
以上、今回は省エネ設備についてのお話でした!
それぞれの特徴を押えて、自分たちに合ったものを選びましょう!
今後も様々なお家に関する情報を共有していきたいと思っていますので、
ぜひチェックしてもらえたら嬉しいです♪
龍場