みなさんこんにちは
最近多くのメディアで取り上げられている「ZEH」をご存知でしょうか?
省エネで環境にいいといったなんとなくの概念は浮かぶかもしれませんが、実際にイメージしづらいのではないでしょうか?
今回は、ZEHパート①ということで、
ZEH住宅の定義と3つのポイントを解説します。
ZEHとは?
ZEHは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略です。
家の断熱性・省エネ性能を上げて消費エネルギーを減らし、
太陽光発電などでエネルギーを創ることにより
1年間のエネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅です。
注目されている理由は?
ZEH住宅が注目されている理由は、日本政府がZEH普及のために力を注いでいるからです。
二酸化炭素削減に関する国際的な取り決め(パリ協定)のもと、
日本は2030年までに温室効果ガスの排出量を減らすことを目標にしています。
この目標実現のための施策のひとつがZEH住宅です。
ZEHの3つのポイント
①断熱性能
断熱性能とは、室内外に熱を伝えにくくする性能のことです。
断熱性能に優れた住宅は、夏の暑い外気を室内に伝えず、冬の室内の暖かさを外に逃がさないので、冷暖房費を削減しながら年中快適に過ごせます。
断熱性能は「UA値(外皮平均熱貫流率)」という指標で表され、ZEHの基準では、地域によってUA値0.4~0.6W/㎡・K以下にする必要があります。
②省エネ性能
ZEHでは、高効率な設備を導入することで、基準一次エネルギー消費量よりも20%以上削減することが求められます。
エネルギー消費の大きい「空調」「照明」「換気」「給湯」の4項目においては、ZEH基準を満たした機器を使用する必要があります。
③創エネ
創エネとは、エネルギーを創りだすことです。
ZEHでは生活で消費するエネルギーよりも、生み出すエネルギーが多くなることを求められるため、太陽光発電などのエネルギーを生み出す設備の設置が必要です。
いかがだったでしょうか?
ZEH住宅の定義と3つのポイントについて解説しました!
明日は、ZEHパート②として、ZEHのメリットについて解説します。
それではまた明日のブログでお会いしましょう。