皆さんこんにちは!
今回は家相のお話しです!
皆さんは家相という言葉をご存知でしょうか?
はじめて耳にされる方も多いのではないでしょうか。
今日はそんな家相について解説していきます。
家相とは
家相とは、間取りと方角から家の吉凶を診ることです。
手相占いの家バージョンと思ってもらえればわかりやすいかもしれません。
家相は江戸時代に中国から伝わり、当時の環境学に基づいて日本の家に合うように作られたとされています。
ただの迷信ではなく科学的根拠があったということですね。
江戸時代と現代とでは建物が大きく異なるので、内容も昔とは変わっているようです。
昨今、住宅の性能がどんどん高くなってきて家相はあまり重要視されない方も増えていますが、
未だに家相を気にして家を建てられる方も多くいらっしゃいます。
避けるべき凶相のポイント
家相を気にされる方であれば、やはり凶相は避けたいですよね。
そんな凶相の中でも有名なのが鬼門・裏鬼門です。
家の中心から北東方向を「鬼門」、反対側の南西を「裏鬼門」と呼びます。
これらの方位は鬼の通り道として恐れられています。
また家の中心を「太極」と呼び、鬼門・裏鬼門と合わせて「三所」と呼びます。
三所には「三備」と呼ばれる玄関・キッチン・水廻りを避けるようにする「三所に三備を設けず」という言葉があり、
家相の基本として重要視されています。
家相にはこの他にも様々なモノがありますので、気になる方は一度調べてみて下さい。
ただし、すべてを網羅しようとすると間取りがかなり制限されてしまいますので、
三所三備を抑える程度に留めるのが現実的かと思います。
まとめ
家相は元々江戸時代に作られたものです。
凶相の間取りであっても現代の住宅にその影響はあまりないでしょう。
また、家相を気にするあまり思い通りの間取りにできず、生活のし難い家になってしまう場合もあります。
しかし、逆に家相を気にせず家を建てることで気持ちが落ち着かなかったり、
何かあった時に家相のせいだと感じてしまう人も居られるでしょう。
家相を重要視されるのであれば、「三所に三備を設けず」を抑える程度に留め、
生活のしやすさと家相の両立した家づくりを目指しましょう。
以上、今回は家相についてのお話しでした!
この記事が皆さんの家づくりの参考になれば嬉しいです♪
龍場