皆さんこんにちは!
先週は地鎮祭についてのお話ししましたが、今週は上棟式についてです!
地鎮祭同様に家づくりの中での祭事で、普段なかなか経験できないことだと思います。
そんな上棟式について失敗しないように解説していきます!
上棟(棟上げ)とは
建築工事を行う中で、梁や柱などの枠組みを組み立てる中で一番最後の屋根のテッペンに組む部材を棟木(むなぎ)と呼びます。
この「棟木」を最後に屋根に「上げる」=枠組みの完成を「上棟」や「棟上げ」といいます。
この枠組みの工事は、朝一番で最初の柱一本を施主様に立ててもらい、その日のうちに屋根まで組み上げます。
基礎工事のみの段階だと小さく感じていた家も、上棟すると一気に大きくなったように感じるので、施主様はよく驚かれています。
上棟式
上棟が終わると「上棟式」を行います。
上棟式とは、家屋の守護神と大工の神様に無事に棟上げできたことに感謝し、これからの工事の安全を祈願して行う儀式です。
ニーズホームでは、上棟式は神主を呼ぶのではなく、棟梁と現場監督が仕切って行います。
地鎮祭同様にお供え物などの準備物が必要になる点は覚えておきましょう。
式の流れは以下の通りになります。
上棟式の流れ
①祭壇に、御幣や神饌物を飾る
②施主様と棟梁が、家の四隅の柱の部分に、酒や塩、お米などをまいてお清め
③工事が無事進むよう祈願し、二礼二拍手一礼する
④棟梁や関係者の方が挨拶をしてから乾杯
⑤場合によっては、餅や銭、お菓子などをまく
この流れは建築会社さんや棟梁によって様々なので、一例として頭に置いておきましょう。
費用・準備物について
上棟を行う際にも、地鎮祭同様に施主様自身に準備してもらうものがあります。
おもてなし、お供えもの:約1万円程
【朝】酒、小梅、煮干し
【10、15時休憩】お茶、お菓子
【昼】弁当(人数分)、お茶
【夕方(上棟式)】酒、米、塩、するめ、野菜、果物、榊
各タイミング毎に以上のものが必要になります。
上記は一例ですので、詳しい内容は家を建てられる建築会社の方によく確認しましょう。
押えておきたいポイント
上棟式で失敗しない為に、次のポイントを押えておきましょう。
建築吉日を確認する
地鎮祭同様に上棟を行うのにも縁起の良い日と悪い日が有ります。
日程を決める際には建築吉日をしっかりと確認しておきましょう。
建築吉日については次の記事にまとめています。
特に三隣亡は建築の大凶日とされ、この日に上棟を行うと火事が起こり近隣を滅ぼすと言われています。
上棟を行う際は必ず避けておきましょう。
挨拶の言葉を考えておきましょう
上棟前に施主様から大工に向けて一言挨拶をお願いする場合があります。
簡単でいいので挨拶を考えておきましょう。
以上、今回は上棟式についてのお話しでした!
この記事をぜひ参考にして素敵な式にしてくださいね!
今後も様々なお家に関する情報を共有していきたいと思っていますので、
ぜひチェックをお願いします♪
龍場